ダイナミックレンジ
識別可能な信号の最大値と最小値の比率。単位はdB。
再生音では最も小さい音はノイズ、最も大きい音は歪が発生する直前。
数値が大きいほどダイナミックレンジが広く、クリア・迫力のある音。 |
タイムアライメント
スピーカーの音の出力タイミングを補正する機能。
カーオーディオでは適切なリスニングポジションで聴くことが
困難なため、聴こえてくるタイミングを揃える必要がある。 |
縦の位相
位相と聞けば、向き合った同じ種類のスピーカー同士のことと思いがち
だが、右のツイーターと右のウーファーの間にも位相は起こる。
これを縦の位相という。 |
ダンパー
スピーカーのパーツの一つで、振動版とボイスコイルの繋ぎ目辺りで
可動部と接合し、上部のエッジとともに振動版の正確な動きを伝える。
蜘蛛の巣のような形状からスパイダーとも呼ばれる。 |
ダンピングファクター
パワーアンプの駆動力を示す値。
この数値が高いと歯切れのいいしまった低音を出し、数値が低いと
ゆっくりとした余韻のある低音を出す。また、スピーカーケーブルの
長さもダンピングファクターに影響する。 |
チャンネルセパレーション
複数のチャンネルで音を伝送すると、他のチャンネルから信号が
漏れてくる。この漏れた信号と元のチャンネルの信号を比べたときの
レベル比のこと。この数値が大きいほど左右の分離がいい。 |
中音域
スピーカーでいえばスコーカーが再生する音域。
楽器でいえば、その楽器が再生する音域の中間くらいの音域。 |
調整用CD
ホワイトノイズやスポット信号などのテストトーンが入ったCD。
オーディオの調整やエージングには20Hz〜20kHzの音が入ったものが
使われるが、最終的には自分の好きな楽曲を使いたい。 |
直接音
音源からダイレクトに聴こえてくる音。
この直接音に反射音や残響音が合わさって、
演奏会場の広さや高さを知ることが出来る。 |
直流
流れる方向が変化しない電流。
周期的に振幅が変化して流れる方向が変わる電流が交流。 |
ツイーター
高音域を再生するスピーカー。
ドーム型と呼ばれる振動版の形が一般的だが、
形状や素材に様々な種類があり、それぞれに音色が違う。 |
つながり
音を表現するときに使う言葉。
セパレートスピーカーなどでそれぞれのスピーカーから出た音が
低域,高域が分かれて聴こえるときに、つながりが悪いなどという。 |
定位
オーディオではステレオ再生で目の前に音場空間を再現するが、
ボーカルや楽器などの音像がはっきりと浮かぶと、
音像定位がいいという。 |
低音域
オーディオでは低音用のスピーカーやサブウーファーが再生する
ような周波数帯のこと。
楽器ではその楽器が再生する音域の中で低い方の音。 |
定格出力
パワーアンプの能力を表すスペックの一つ。
定められた範囲の歪み率の中で最も大きい音が出せる限界。
対して、歪んでもいいので大きい音が出せる限界を最大出力という。 |
定格入力
スピーカーの能力を表すスペックの一つ。
定められた歪み率の範囲内で、最も大きい音を出せる限界値。
スペックでは最大よりも定格を気にする。 |
ディストリビューションブロック
電源ケーブルを分岐させるときに使うパーツ。
入力数や出力数、何ゲージに対応してるか、ヒューズ付きか無しか、
などがある。 |
ディップ
周波数特性の図で特性が谷上に落ち込んでいるところがあるが、
その落ち込んでいるところをディップという。
逆に急激に特性が持ち上がっているところをピークという。 |
デジタルアンプ
パワーアンプの増幅方式の一つでD級と呼ばれるアンプ。
またデジタル信号を直接アンプに接続するタイプも
デジタルアンプと呼んだりする。 |
デジタルシステム
デジタルクロスオーバーネットワークやタイムアライメントなどを
使ったシステム。
逆にアナログシステムは音場補正機能を使わないシステムのこと。 |
電圧(ボルト)
電気のエネルギーの大きさを表す単位の一つ。
電力を伝送するときは電圧と電流の両方が必要。 |
電流(アンペア)
電気エネルギーの強さを表す単位の一つ。
伝送時の経路の抵抗の大きさによって、流れる電流の大きさが違う。 |
電力(ワット)
電流が仕事をする量のこと。
電流と電圧をかけた値。 |
ドーム型ツイーター
ツイーターの形状の一つで、振動版が盛り上がった形のツイーター。
素材によってシルクドームやアルミドーム、チタンドームなどと呼ぶ。 |
トーンコントロール
高域のレベルを上げ下げするトレブルや、
低域のレベルを上げ下げするベースなど、
大雑把にレベル調整できる機能。 |
トランジェント(過度)特性
音の立ち上がり・下がりを表す特性。
音楽信号の激しく変化する信号に、
どれだけ素早く正確に追従できるかを表す。 |
トランジスタアンプ
増幅にトランジスタを使用したパワーアンプのこと。
現在最も多く使われている増幅方式。 |
ドルビーデジタル
ドルビー研究所が開発した音声のデジタル符号化方式。
5.1chだけでなく、2chやモノラル音声もある。 |
ドルビープロロジックU
CDなどのステレオソースの音を5.1chに変えて再生できる方式。
ドルビーデジタルのサラウンド再生は、5.1chで信号が記録されて
初めて5.1ch再生できる。 |
トレードインスピーカー
純正スピーカーの取り付けられている穴に、
ぴったりと収まるように設計されたスピーカー。 |
どんしゃり
低音がドンドン、高音がシャリシャリと強調された音。
周波数でいうと上下が持ち上がった特性で、
どちらかというと悪い意味で使われる。 |
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