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ヘッドユニット
CDや外部接続の記録媒体(USBメモリ)などを再生する機器。
1万円程度の物から数十万円もするものなど幅広くあるが、
そこまで音質にこだわらないのであれば、アンプ内蔵の安価なタイプ。
アンプ内蔵でも外部出力があれば別でアンプを追加し、
外部アンプでちょっと音質にこだわる。
もっとこだわるならアンプレス(アンプの内蔵されていないもの)で、
欲しいアンプを別購入。
詳しいヘッドユニットの解説はコチラ。 |
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アンプリファイヤ(略してアンプ)
ヘッドユニットからの信号を、
スピーカーが駆動できるレベルまで増幅する機器。
増幅回路方式の違いで、A級、B級、AB級、D級と分かれるが、
高級クラスに多いA級は歪は小さいが消費電力と発熱が大、出力が小。
B級はA級に比べると消費電力、発熱は少ないが多少の歪が生じてしまう。
A級とB級の良いとこ取りしたものがAB級となる。
D級はデジタルアンプのことで、コンパクト、高出力、高効率ですが、
もっとも歪が多いアンプです。
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デジタルプロセッサー&パッシブネットワーク
ヘッドユニットに内蔵されたタイプもあります。
一昔前のヘッドユニットによく見られた、
DSP(デジタルシグナルプロセッサ)と似たようなものですが、
以前のDSPは、ホール、教会、スタジアムなど雰囲気を変えるためだけに
付いていたような気がします。
ネットワーク、タイムアライメント、イコライザーなどでの音場補正が
主な目的ですが、音に手を加えることに好みが分かれます。
詳しいプロセッサー&ネットワークの解説はコチラ。 |
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スピーカー
一口にスピーカーといっても超高音のスーパートゥイーターから始まり、
トゥイーター、ミッドハイ(スコーカー)、ミッドロー(ウーファー)、
サブウーファーと再生が得意な音別に5種類に分かれます。
そのほかにもトゥイーターとウーファーとのセットには、
左の写真のようにトゥイーターとウーファーが別々で、
箱状のネットワークでコントロールするセパレートタイプと、
全てが一体となったコアキシャルタイプがあります。
一個のスピーカーで低音から高音まで綺麗に出せることが理想ですが、
それぞれの得意分野ごとに仕事を分けてやろうという考え方です。
詳しいスピーカーの解説はコチラ。 |
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スピーカーケーブル
アンプとスピーカーとを繋ぐケーブル。
スピーカーケーブルはシート下や車の端を這わせるので、
直線的に繋げないためどうしても長くなりがちです。
つまりどんないい機器を使っても、質が悪く無駄に長いコードを使っては
伝達ロス、接続抵抗が増えるだけで音を殺してしまいます。
だからと言って太ければいいというわけではないところが、
カーオーディオの難しいところ。
質のいいコードで出来るだけ短く、しかも左右対称が基本です。
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RCAケーブル(RCA端子、ピンケーブル)
ヘッドユニットからアンプやプロセッサーへ接続されるケーブル。
スピーカーケーブル同様コードの質はもちろんですが、
ヘッド部の素材、コードとヘッドの接続ハンダなど、
カーオーディオは接続抵抗との闘いとも言えます。
この接続抵抗を0にすることが出来るのならば、
エントリーモデルのヘッドやアンプでもそこそこの音が出せると思います。
ちなみにスピーカーケーブルやRCAケーブルの信号ケーブルは、
ノイズを拾うため電源ケーブル類とまとめてはいけません。
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電源ケーブル
電源をしっかりとることはカーオーディオの基本。
各機器が電気を必要とするためバッテリー強化はもちろんのこと、
それぞれの機器はバッテリーから直に電源を取るのがベストです。
特にアンプは何級だろうがスピーカーを駆動するために電気を使います。
1台でも3台でも写真のようにヒューズボックスを付け、
しっかりと電源を確保しましょう。
また、マイナスはボーディーアースという人が多いようですが、
出来ればマイナスもバッテリー直のほうがお勧めです。
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