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ケーブルについて考える
スピーカーケーブルのあれこれ
どんなにいい機器を使っていても
ケーブル類の手を抜くと性能をフルに発揮は出来ません。
電源ケーブル
に始まり、
RCAケーブル
、
スピーカーケーブル
、どれも妥協できないパーツです。
電源をしっかり取った機器で再生された信号を、
余すことなくアンプ、スピーカーへと届ける。
当たり前のことを確実にやった答えが音として出ます。
それはただ太ければいいというわけではなく、
いいケーブルを繋いだから終わりというわけでもありません。
安全面にも考慮しきっちり固定、
ケーブルを必要以上に遊ばせないなどコツを教えましょう。
スピーカーケーブル
同じケーブル同士なので、素材は
RCAケーブル
と同じ考え方で構いませんが、
スピーカーケーブル
には
電源ケーブル
のように様々な太さがあります。
「いい音を出したいから太い線を」という考え方は実は間違いで、実際には細い方がいい音を出してくれるようです。
電話線やLANケーブルを
スピーカーケーブル
に使用している人がいるほどですから。
しかし低音をしっかり出すなら、ある程度の太さが必要なのも確かです。
スピーカーケーブル
に関しては、使用する長さで太さを決めた方が良さそうです。
2m前後なら18ゲージ、3~4mは16ゲージ、5~6mは14ゲージ、7~12mは12ゲージという感じ。
少し細いかなって思っても純正のケーブルに比べたら倍以上はありますから。
平行型
一般的で価格もお手頃。
被覆の材質や厚さなどで
音色をコントロールしやすい。
4芯型
対角のケーブル2本ずつを束ねて接続。
2芯より低域が出るが、
高域は少し落ち着いた感じになる。
2芯(ツイスト)型
平行型より高域が安定し、
ノイズにも強くなります。
これに被覆の付いたタイプもあります。
ケーブル類取り回し時のコツ
・ケーブル類には意外と知られていませんが、向きがあります。
信号が流れる方向に向かって矢印が書かれている商品もありますが、無い場合はロゴや印字の向きが左右同じくなるようにしてください。
・RCAケーブル、スピーカーケーブルに関しては、電源ケーブルと一緒に這わせないでください。
どうしても交差する場合などは出来るだけ直角で交差するようにしてください。
・左右の対になる
スピーカーケーブル
は、同じ長さで繋いでください。
アンプが助手席の下で左右のケーブルに余裕が違う場合でも、
同じ長さでカットし長い方を巻かずにマット下などで蛇行させるように隠してください。
・ヘッドユニットやアンプなどのマイナスはボディアースと言って、
ボディに繋がっている金属部に取り付けますが、アースの不具合が原因という場合が多々あります。
電源が入らない場合はまずアースを疑い、出来るならマイナスもバッテリー直をお勧めします。
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